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以前までは高脂血症と呼ばれていた脂質異常ですが、では健康診断で脂質異常と指摘された場合にするべきことはなんでしょう?

それは、食事療法です。

脂質異常とは血中の脂質が多過ぎる、または少なすぎることから起きる脂質の異常です。

生活習慣の乱れから脂質異常となってしまった脂質の状態を食事によって正しい数値へと改善していきます。

Lipid abnormality1

(出典:http://www.ac-illust.com/)

 

脂質異常の診断基準(ガイドライン)は以下のように定められています。

 

従来の診断基準の指標は「総コレステロール値(220mg/dl以上)」でしたが、それだけでは悪玉(LDL)と善玉(HDL)の違いが判断できませんでした。

たとえば善玉(HDL)コレステロールが多いことは良いことなのですが、その場合でも総コレステロール値が高くなるため、脂質異常症と診断される可能性があったのです。

そこで新しい診断基準では、「悪玉(LDL)コレステロールが多い場合」、「善玉(HDL)コレステロールが少ない場合」、「中性脂肪が多い場合」という3つのタイプを明確にし、いずれも脂質異常であることをはっきりさせたといえます。

 

・高LDLコレステロール血症(LDLコレステロール値 140mg/dl以上)※悪玉コレステロールが140mg/dl以上だと多い

・低HDLコレステロール血症(HDLコレステロール値 40mg/dl未満)※善玉コレステロールが40mg/dl未満だと少ない

・高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)(トリグリセライド値 150mg/dl以上)

(出典:http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/dyslipidemia/02.html)

 

<脂質異常症とは?>

 

脂質は体になくてはならない重要な栄養素の1つです。

血液中に含まれる脂質を血中脂質といい、主なものはコレステロールと中性脂肪です。

コレステロールは細胞膜を構成する成分であり、ホルモンや胆汁酸などの原料にもなっています。

また、中性脂肪は脂肪組織に蓄えられてエネルギー貯蔵庫としての役目や、皮下脂肪となって体温の保持、衝撃から体を守るクッションの役目を果たしています。

血中脂質は一定の量に保たれるよう調節されていますが、生活習慣の乱れなどにより体の中で脂質がうまく処理されなくなったり、食事からとる脂質が多すぎたりして、血中脂質が基準値から外れる病気が脂質異常症です。

 

<原因は?>

 

運動不足、動物性脂肪やコレステロールの多い食品を好んだり、脂質や糖分の多い高カロリー食に偏りがちの方は脂質異常症になりやすいでしょう。

また煙草には中性脂肪を増やす作用や、逆に善玉であるHDL-コレステロールを減らす作用があるので、喫煙者も脂質異常症になりやすいと言えます。

なお、脂質異常症の中には少数ですが「家族性高コレステロール血症」といって遺伝によるものや、肝臓病や糖尿病、甲状腺機能低下症などの病気が原因となって起こるものもあります。

 

○脂質異常を引き起こす原因

・過食

・多量の飲酒

・運動不足

・脂質のとりすぎ

・高カロリー食

・喫煙

・高血圧

・糖尿病

・遺伝的要因

Lipid abnormality2

(出典:http://www.ac-illust.com/)

 

<生活習慣を改善しよう>

 

脂質異常症にならない為にも生活習慣を改善しましょう。

食事は、中性脂肪やコレステロールを含む食品を減らしながら脂質の摂り方にも注意する必要があります。

 

○食事の改善ポイント

・食べ過ぎない・飲み過ぎない

・動物性脂肪を控え、青魚などの魚を積極的にとる

・野菜や果物を積極的にとる

 

○積極的に摂りたい食品

・海藻類、きのこ類、野菜類

・こんにゃく

・大豆食品

・酢

・納豆やキムチなどの発酵食品

 

※乳酸菌とオリゴ糖も積極的に摂取しましょう。乳酸菌は腸内にある余分なコレステロールを絡め取り、便として排出するのに役立ちます。乳酸菌を摂取する場合は、乳酸菌を元気にするオリゴ糖も一緒に摂ることをおすすめします。

 

○控えたい食品

・レバー

・バター、ラード

・ベーコン

・卵

・うなぎ

 

※コレステロールを体内で増やす食品は避けたいですね。

Lipid abnormality3

(出典:http://www.ac-illust.com/)

 

○喫煙者の方は禁煙を始めましょう

 

○適度な運動も必要です

運動には、LDL(悪玉)-コレステロールを減らしてHDL(善玉)-コレステロールを増やす作用があります。

運動には有酸素運動がおすすめですが、慣れないうちは体を軽く動かすことから始めましょう。適度な運動が脂質異常症を予防してくれます。

 

・YouTube:【ゾンビ体操公式】3分間の脱力体操

 

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