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ロタウイルスとは胃腸炎を起こすウイルスで、水のような下痢が何回も続き嘔吐が伴います。

胃腸炎の原因となるウイルスは数多くありますが、もっとも重症化しやすいのがロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎)で、乳幼児の代表的な下痢症でもあります。発症が多いのは1~4月で、5歳頃までに少なくとも1回以上は罹ります。その後も何回か罹ることがありますが、2回以上罹ると重症化する可能性は低くなると言われています。(ワクチンも2回以上接種します)

Rotavirus1

(出典:http://www.ac-illust.com/

 

<症状>

 

約2日の潜伏期を経て、4~5日続く強い嘔吐・下痢症状が現れます。便は白色になることがあり、下痢の回数が多いと脱水状態に陥ります。

また、発熱・呼吸器症状を伴うこともあります。(まれにですが、痙攣・脳症・腸重積を発症することもあり、これがロタウイルスの怖いところです)

Rotavirus2

(出典:http://www.ac-illust.com/

 

<治療>

 

ロタウイルスには特効薬がない為、対症療法で治療していきます。

下痢による脱水症状を防ぐ為に下痢止めが処方されます。また、脱水症状を防ぐ為に水分をとることが重要になりますので、イオン飲料などでしっかりと水分補給を行います。吐き気があり十分な水分をとれない場合は、病院の判断により入院して点滴治療になることもあります。

Rotavirus3

(出典:http://www.ac-illust.com/

 

<予防接種>

 

ポリオ生ワクチンと同様に口からワクチンを取り込みます。(経口接種)

ロタウイルスに罹ってしまうと根本的な治療法はありませんが、ワクチンで重症になるのを約90%防ぐことができます。

生後6週から接種ができ、4週間隔で2回または3回接種します。接種できる期間が短いので、初回接種はできれば生後2か月、遅くとも生後3か月半過ぎ(生後14週6日)までに受けるよう医師と相談しましょう。

(※初回に受けたワクチンの必要回数を接種し、途中でワクチンを変更することはできません)

Rotavirus4

(出典:http://www.ac-illust.com/

 

0歳児は他にも接種が必要なワクチンが多数ありますので、同時接種で受けることが重要です。生後2か月になったらヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどと同時接種で受けることをおすすめします。

ただし、ロタウイルスのワクチンは以前に腸重積症を起こした子供や、腸重積症を起こしやすい腸の病気の子供は受けることができません。

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