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足が浮腫むんだりよくつったり、血管がボコボコ浮き出ているなぁ…と思うことはありませんか?大したことはないだろうと思ってしまいそうなこれらのサインは下肢静脈瘤が原因であることがあります。下肢静脈瘤は自然に治癒することはありません。

重症化する前に、症状がある方は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

○下肢静脈瘤の原因

 

下肢静脈瘤とは、足の静脈の弁が壊れてしまう血管の病気です。40歳以上の約半数が下肢静脈瘤になると言われていますが、立ち仕事に従事する方や妊婦・加齢・遺伝的体質も原因となります。

Varicose Veins1

(出典:https://www.ntt-east.co.jp/kmc/guide/dermatology/01.html)

 

・立ち仕事・デスクワーク

長時間同じ姿勢でいることにより、足の静脈の流れを滞らせてしまいます。また、座ったままのデスクワークの場合も同じように下肢静脈瘤の原因となります。

 

・妊娠、出産

妊娠中は黄体ホルモンが活発に分泌される為、血中濃度が高くなります。その結果、下肢に流れる血流量が増加し静脈の弁を壊してしまい、それが下肢静脈瘤の原因となります。

 

・加齢

歩く機会が減り血管に負担をかけてしまったり、血液中の脂質・コレステロールや中性脂肪が高くなることで血管に負担がかかり、動脈硬化だけではなく静脈にも影響します。静脈の流れが滞ると下肢静脈瘤の原因となります。

 

・遺伝

家族に下肢静脈瘤患者がいる場合や体質的に静脈の逆流弁が弱いなどが要因となることもあります。家族に下肢静脈瘤の方がいる場合は、日頃から足の血管に注意し気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。

Varicose Veins2

(出典:http://www.photo-ac.com/)

 

○下肢動脈瘤の症状

 

・ふくらはぎや膝の裏の血管がボコボコと浮き出ている

・足の血管がクモの巣状になり目立つ

・足が異常に浮腫み、左右に差がある

・就寝前・就寝中・明け方によく足がつる

・足が重い、だるい、痛い

・足の皮膚の一部が茶色に変色している

 

○下肢静脈瘤の治療法と必要な手術

 

下肢静脈瘤の治療には4つ。「保存的治療」・「硬化療法」・「手術」・「血管内治療」になります。静脈瘤のタイプや状態によって適切な治療を選択していきます。

 

・「保存的治療」

生活習慣の改善や弾性ストッキングなどで症状を改善したり、進行を予防する治療。

 

・「硬化療法」

静脈瘤に薬を注射して固めてしまう治療。

 

・「手術」

静脈を切除するストリッピング手術。

 

・「血管内治療」

レーザー(または高周波)を使った治療。日帰りで治療することが可能です。

 

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(出典:http://www.photo-ac.com/)

 

○費用

 

それぞれ保険適用された金額ですが、あくまで目安の自己負担金額になります。(日帰り治療の場合や医療機関によって異なりますので事前にご確認ください)

 

・「保存的治療」(軽症、術後の再発予防)

約3,000~5,000円

 

・「硬化療法」(くもの巣状、網目状など)

約5,000円

 

・「ストリッピング手術」(伏在型)

約40,000円

 

・「血管内治療」(レーザー、高周波)(伏在型)

約50,000円

 

○受診するなら何科?

 

下肢静脈瘤かもしれない、と思った時に悩むのが何科を受診すればよいのかということだと思います。

下肢静脈瘤の治療は、原則血管外科で行われます。ですので、受診される場合は「心臓血管外科」を受診するのがベストです。

ただ、専門科になりますのでなかなかお近くで探すのは難しいかもしれません。

その場合、まずは外科か皮膚科を受診しましょう。外科なら循環器外科で受診できることもあるそうです。

 

○予防

 

下肢静脈瘤は、静脈弁が壊れて血液が心臓にうまく戻らなくなる病気です。

長時間の立ち仕事などは症状が強くなり、病気も進行しやすくなるので時々休憩をはさみ屈伸運動など足を動かすようにしましょう。

椅子に座りっぱなしも足への負担になりますので、足首をまわしたりして動かすように心がけてください。

下肢静脈瘤の原因である静脈の中の壊れた弁を補助する為に、弾性ストッキング(スリムウォークなど)を着用するのもおススメです。(術後に再発予防、弁の補助として使用してください)

また、お風呂で足のマッサージをしたり、就寝時に足を高くして寝るのも効果的です。

Varicose Veins4

(出典:http://www.photo-ac.com/)

 

 

下肢静脈瘤の原因に多いのは足をあまり動かさない環境にあることです。立ち仕事、デスクワーク、運動不足などですが、それらは適度な運動とバランスの取れた食事で改善されます。

また、少しでおかしいなと思う症状があれば重症化する前に医療機関を受診するようにしましょう。

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